集金コントロール
カリキュラムテーマ【集金コントロール】の概要編をお伝えします。興味ある方は是非、有料カリキュラムへお申し込みください。
今日のテーマは集金のコントロール、つまり請求・集金のテクニックです
フリーランサーは企業勤めの人と違って固定給がないのでここのコントロールスキルがないと収入が安定しません。フリーをやってみたけどこれが原因でやめた人間も少なくない。まさに命綱。ではさっそくいってみましょう!
一般的な書類フロー
一般的な書類フローは下記の通りです。
ただ、請求日から入金されるのが早い会社だと翌月末、もっと遅いと翌々月なんてこともあります。
耐えられますか?
お支払いが遅いと、なかなかしんどいですよね。
- 1年以上かかる長期のプロジェクト
- 素材購入などで立替が必要
- 同じタイミングでほかの入金予定がない
等、耐えられますか?私は耐えられません^^;
会計は発生日、プロジェクトはキャッシュフロー
どういう事かというと、会計は、発生主義なのですが、収入支出があった日の現金主義で管理する事をオススメします。私としては、発生主義はB/S・P/L等の財務会計の為であり、スタートアップや小さな組織は、CF(キャッシュフロー)を追っかけた方が現実味が高いように思います。
発生主義で管理していると、「やばい!キャッシュが足らない!」「お金が回らない!」という事が起こります。
ですので、請求は必ずしも納品後にしなくてOKです。「どういう事??」ですよねw
臨機応変な集金計画
請求方法は、納品金で一括で頂く方法だけではありません。
着手金、中間金、納品金等で分ける事も可能です。
契約時には必ずこれらについての説明と約束をしっかりと行うようにしましょう。
お金のやり取りは非常にデリケートなので、お互いが納得したうえで進めなければトラブルのもとになります。
家を建てる場合には、着工するのに着工金がかかりますよね。しかし制作業界で着手金という考え方は、そんなに浸透していないように感じます。
発注書や契約書があってもそれがうやむやにされてしまう可能性はゼロではありません。クリエイティブな仕事は特に、成功が約束されている仕事はない。しかし、プロジェクトに取り組み始めた瞬間から工数は発生していますよね。
企業によっては、着手金を支払うということが認められていないケースもあり、交渉したとしても、イレギュラーな支払いを、担当者が社内で申請するのを面倒くさがることもありますが、フリーランサーのみなさんはそうもいっていられません。
一見発注側だけにリスクがあるようにとらえられがちですが、受注側としても、納品してちゃんとお金を払われるか分からない。スケジュール通りに素材提供や確認をされるか分からない。それが遅れ納期も遅れれば納品金も遅れます。
要は、発注側だけが偉いのではなく、発注側と受注側の立場は50/50だということです。
(この50/50という考えがないお客様とのプロジェクトは崩壊する確率が高いです)
着手金と同じく、中間金の考え方は下記の通りです。
下記のようなプロジェクトだったら、どう集金しますか?
着手金と納品金分けてあげると、キャッシュフローのが赤字にならず、カメラマンへの支払いもスムーズに可能ですよね。
発注側・受注側の立場、座組みによって交渉条件は変わってきます!
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