フリーランスが抱える不安要素を紹介

2020年5月に内閣官房日本経済再生総合事務局が発表した「フリーランス実態調査結果」によると、日本のフリーランス人口は約462万人となっています。
参照:https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/suishinkaigo2018/koyou/report.pdf

しかし、2021年ランサーズの独自調査では、フリーランス人口が約1670万人に激増したと言われています。
参照:https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ306MW0Q1A330C2000000/

コロナ禍の影響もあり、フリーランスへと転身される人が多いことが分かります。
今回は、そんなフリーランスに転身した人たちが抱える主な不安を掲載していきたいと思います。

■会社員とどう違うの?収入は?

まずは皆さんが抱える不安第1位が、こちらだと思います。
『安定した収入が得られるか』『安定した案件があるか』『自分一人でやっていくことができるか』などが挙げられます。

当然ですが、フリーランスは仕事を受注できなければ収入はありません。
また、会社勤めとは違って同僚や先輩後輩といった切磋琢磨しあう仲間もいないので、自分一人の力量を試される職業と言えるのではないでしょうか。会社という守ってくれる背景がない分、自分自身で生計を立てる必要があります。

そのため、ある程度自分に自信がついてからフリーランスへ転身したい、とされる方も多いですが、収入が安定しない中、経費や税金、保険料と考えられる支出があり、それを考慮して月収30万円以上の稼ぎというのはひとつの指標になっているようです。

■スキル不足でもフリーランスでやっていける?

スキルは自分の営業ポイントとなるので重要になりますが、1番重要なことは、そのスキルをどのようにクライアントにアピールできるかがポイントとなります。

実際のスキル(技術)よりも重要な事柄は、コミュニケーション、人脈などです。スキルは実際に仕事を受注してから発揮するものですが、それを発揮させる為に仕事を受注することが1番大きい事柄でなのです。

フリーランスとして働くには、これらの部分が長けている必要があり、ビジネスマンとしての礼儀や作法、人脈といった人付き合いとして基本となる部分を重視されているようです。

■仕事ってそんなにたくさんあるの?

以前のコラムにも掲載しましたが、フリーランスの最大の悩み=営業です。

フリーランスの営業のコツとテクニック

どうしても苦手、うまくいかない。そんなときもあるでしょう。

しかし、フリーランスは会社ではないので助けてくれません。自分の収入は自分で稼いでくることがフリーランスの難しさでもあり、逆に喜びにも繋がる表裏一体型なことが特徴です。

しっかりと、継続的な仕事を受注できるようクライアントといい関係を構築することをおススメしますので、以下の条件を念頭に置いてフリーランス活動をしてみてください。

  • 1.納期を守る人 フリーランスで納期を守ることはビジネスの基本です。 ビジネスの基本ができなければ次の仕事はないと思い納期は必ず守るようにして下さい。
  • 2.期待通りの仕事ができる人 クライアントの要望にそった成果物を確実に納期に収め続けることが大事になります。 期待以上と息巻いて、他の部分を疎かにしては元も子もありません。 品質向上を狙うのは大事なことですが「ココぞ」という場面だけにしておくべきです。
  • 3.提案できる人 クライアントとの打ち合わせにおいて適切な提案ができると信頼度が増します。作業だけではなく、提案というクリエイティブな仕事をしていくことも重要なのです。 信頼度が増せば次の仕事に繋がり他のクライアントへの紹介にも繋がっていくでしょう。

フリーランサーは、その他にも多くの悩み、不安は尽きません。

フリーランサー応援隊では、そのようなフリーランサーの悩みなどにお応えする無料セミナーも開催しています。

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